2019年07月30日
急きょ160m用アンテナ設置でベーカー島:KH1/KH7Z交信成立@新潟
7月上旬 平日。
7/28の記事で書きましたが、16年ぶりのBaker & Howland島から、KH1/KH7Zの運用が行われていました。
ベーカー島のDXペデイションの日本語ページはこちらをどうぞ
このエンティティ―は未交信ではありませんでしたが、周波数ごとのバンドスロットでは1.8MHz、160mバンドは残っており未交信。
波長が160mなので、半波長ダイポールでも80m必要で、アマチュア無線の世界では取り組むにも苦労も多くなかなか外国局との交信のできないバンドです。
私のような猫の額ほどの敷地では、普段160mのアンテナを常設することは無理がありますが、短縮コイルを利用したワイヤーアンテナなら何とか電波を出すことはできますが、指向性は全く期待できません。
それでもこんな時のためコイル短縮型のワイヤーアンテナは持っていたので、前日就寝前に引っ張り出しておきました。
この日は台風7号が、15時頃に日本海のど真ん中辺りで温帯低気圧に。
そのせいで天気は悪く曇り時々雨予報
それでも風はそれほど強く吹いていません。
夕方仕事が終わり帰宅する頃には雨がパラつく程度、、、
なんとか、ワイヤーアンテナの設置だけでもしようと、アンテナを伸ばしたりしているうちに15分ほど本格的な降りとなってしまう。
それでもその後、雨も一時だけ止んだので作業開始。
タワーを9.3mほどまで下げるとステージで手が届くところに以前設置していたステーに給電部を据え付け。
短縮型と言っても長さは給電部から30mほどあり、なんだか所々で折り曲げて設置しました。
送信効率は相当落ちますが致し方なし、、、、
それにもまして建物や障害物が近くにあるのでSWRを計るとなんと6、、、、 これでは到底電力を送り込めません。
コネクターの接触が悪いこともあるかと、一旦タワーを下げて再度、コネクターを外して、紙やすりで磨き、通電グリスを薄く塗って再度つなぎなおして再設置。
タワーの上げ下げをしてみるとフルにアップした時よりも17m程度でワイヤーアンテナがあちこちに触れるような状態の方がSWRが4程度まで下がる状態????
時計を見るとすでに19時過ぎ。

短縮型のワイヤーアンテナは左に塩ビパイプが建っていてその天辺で折り返して、軒下を右方向に引き回しています。
やるだけのことはやったと、ここで一旦あきらめる。
無線機のスイッチを入れるとこの日もDXペディションのKH1/KH7Zの160mの信号はだんだんと強くなりはっきりと聞こえるようになってきます。
3.8MHzの方がかなり強く入感していたのでクランクタワーアンテナトップに常設してあるロータリーダイポールで参戦したら運よくすぐに交信できました。
160mでの交信はこれを逃すと一生できないかも、、、、
諦めきれず、ダメもとでIC-7610本体のチューニングを取り、リニアアンプを入れてみると、IC-7610本体のチューニングインジケーターは白いLEDが点灯しました。
強制チューニングはできたので電波の発射効率は50%以下かと思われましたがとりあえず、何とかなるか。
今度はだんだんと信号が弱くなっていきます。
雨のせいかSWRも少し下がりSWRは3程度、リニアアンプの出力メーターは100W程度を示しています。
だんだんと呼んでいる強い局も片付いて自分にもチャンス到来?
半ばあきらめムードで呼んでいたら、なんとコールバックあり!
20時38分交信成立となりました。
諦めなくてよかった。

7/28の記事で書きましたが、16年ぶりのBaker & Howland島から、KH1/KH7Zの運用が行われていました。
ベーカー島のDXペデイションの日本語ページはこちらをどうぞ
このエンティティ―は未交信ではありませんでしたが、周波数ごとのバンドスロットでは1.8MHz、160mバンドは残っており未交信。
波長が160mなので、半波長ダイポールでも80m必要で、アマチュア無線の世界では取り組むにも苦労も多くなかなか外国局との交信のできないバンドです。
私のような猫の額ほどの敷地では、普段160mのアンテナを常設することは無理がありますが、短縮コイルを利用したワイヤーアンテナなら何とか電波を出すことはできますが、指向性は全く期待できません。
それでもこんな時のためコイル短縮型のワイヤーアンテナは持っていたので、前日就寝前に引っ張り出しておきました。
この日は台風7号が、15時頃に日本海のど真ん中辺りで温帯低気圧に。
そのせいで天気は悪く曇り時々雨予報
それでも風はそれほど強く吹いていません。
夕方仕事が終わり帰宅する頃には雨がパラつく程度、、、
なんとか、ワイヤーアンテナの設置だけでもしようと、アンテナを伸ばしたりしているうちに15分ほど本格的な降りとなってしまう。
それでもその後、雨も一時だけ止んだので作業開始。
タワーを9.3mほどまで下げるとステージで手が届くところに以前設置していたステーに給電部を据え付け。
短縮型と言っても長さは給電部から30mほどあり、なんだか所々で折り曲げて設置しました。
送信効率は相当落ちますが致し方なし、、、、
それにもまして建物や障害物が近くにあるのでSWRを計るとなんと6、、、、 これでは到底電力を送り込めません。
コネクターの接触が悪いこともあるかと、一旦タワーを下げて再度、コネクターを外して、紙やすりで磨き、通電グリスを薄く塗って再度つなぎなおして再設置。
タワーの上げ下げをしてみるとフルにアップした時よりも17m程度でワイヤーアンテナがあちこちに触れるような状態の方がSWRが4程度まで下がる状態????
時計を見るとすでに19時過ぎ。

短縮型のワイヤーアンテナは左に塩ビパイプが建っていてその天辺で折り返して、軒下を右方向に引き回しています。
やるだけのことはやったと、ここで一旦あきらめる。
無線機のスイッチを入れるとこの日もDXペディションのKH1/KH7Zの160mの信号はだんだんと強くなりはっきりと聞こえるようになってきます。
3.8MHzの方がかなり強く入感していたのでクランクタワーアンテナトップに常設してあるロータリーダイポールで参戦したら運よくすぐに交信できました。
160mでの交信はこれを逃すと一生できないかも、、、、
諦めきれず、ダメもとでIC-7610本体のチューニングを取り、リニアアンプを入れてみると、IC-7610本体のチューニングインジケーターは白いLEDが点灯しました。
強制チューニングはできたので電波の発射効率は50%以下かと思われましたがとりあえず、何とかなるか。
今度はだんだんと信号が弱くなっていきます。

雨のせいかSWRも少し下がりSWRは3程度、リニアアンプの出力メーターは100W程度を示しています。
だんだんと呼んでいる強い局も片付いて自分にもチャンス到来?
半ばあきらめムードで呼んでいたら、なんとコールバックあり!
20時38分交信成立となりました。
諦めなくてよかった。

