2007年09月08日
タデ:河原散策:鮎の塩焼きとタデ酢
”タデ食う虫も好きずき”という言葉がありますが、好みは人それぞれであることの例えとして引き合いに出される言葉です。
タデの味、皆さんご存知ですか?
タデの葉をかじると、はじめ苦くて結構な辛味が出てきます。そして舌が少しシビレます。
こんな辛い葉っぱは虫も食べないと思いきや、この葉っぱを食べる虫もちゃんといるんです。
そんな所から”タデ食う虫も好きずき”という言葉が言われるようになったのでしょう。

鮎の塩焼きといえばタデ酢ですね。
でも鮎釣りをする人でもタデを直接咬んで味見したことのある人は少ないと思います。
意外なことにこのタデ、身近にあるんです。
別名”水辺の胡椒”とも言われているそうで、河原を探すと意外に見つかります。
ヤナギタデ=ホンタデとイヌタデが見つかります。

ヤナギタデは茎が赤っぽく、葉っぱも4-5cm程度です。咬めばすぐに区別がつきます。
イヌタデは辛くも何ともなく役に立たないため”イヌタデ”っていわれているようで、葉っぱを含め全体大柄で幹はそんなに赤っぽくありません。
鮎をタデ酢で食べる風習は、昔の人が魚捕りの際身近な河原に生えているタデを薬味や香草として使って調理した所からきているようです。東北地方のタデ味噌などを使った川魚のみそ焼きも同じような由来と思われます。
さて私も今まで鮎の塩焼きにはタデ酢を買って使ってましたが、市販品は辛味が抜けていてちっとも辛くなく不満に思ってました。
料亭当たりで出てくるタデ酢はピリッと辛味が利いて舌のシビレが残ります。これが本当のタデ酢の味です。
この日は鮎釣りの偵察に午後から阿賀野川に出かけましたが河原で会う人会う人、皆さん朝から3匹だ、5匹だとちっともいい返事がありませんでした。
曇りでたまに霧雨が降って肌寒く、鮎釣りの支度もしてきたのですが完全に意気消沈です。

時間も16時近くになっていて竿は出さないことにしました。
仕方ないので河原をぶらぶらしていると、なにやら過去の記憶がよみがえってきました。

そういえばなんとなく”タデの葉っぱにこれ似ているな”という草が目に留まりました。
1枚採ってかじってみると、、、”辛~”
これはタデに違いない!
これは大発見かもしれないと思ったしだいです。
そこいらじゅうに生えてます。こんな身近にあるとはついぞ思ってもいませんでした。
そして何株か河原の砂利土と一緒に持って帰りプランターに植えました。

植えて1日ほど元気がありませんでしたがそこは雑草です。
すぐに元気になり3日ほどでプランターの底から根っこも出るほどになりました。

100円ショップで買ってきたゴマすり鉢にタデの葉っぱを二枚程度入れ市販のタデ酢とすって混ぜて、本場物のタデ酢で鮎の塩焼きをいただいてます。
私のように市販のタデ酢に合わせても良いですし、市販のタデ酢が手に入らなくても以下の作り方でやってみてください。
簡単なタデ酢の作り方:
タデの葉2-3枚にご飯ツブを小さじ1杯加えすり鉢で練り合わせる。
ここに酢または2杯酢を合わせる。
皆さんもためしてみてください。
タデの味、皆さんご存知ですか?
タデの葉をかじると、はじめ苦くて結構な辛味が出てきます。そして舌が少しシビレます。
こんな辛い葉っぱは虫も食べないと思いきや、この葉っぱを食べる虫もちゃんといるんです。
そんな所から”タデ食う虫も好きずき”という言葉が言われるようになったのでしょう。

鮎の塩焼きといえばタデ酢ですね。
でも鮎釣りをする人でもタデを直接咬んで味見したことのある人は少ないと思います。
意外なことにこのタデ、身近にあるんです。

別名”水辺の胡椒”とも言われているそうで、河原を探すと意外に見つかります。
ヤナギタデ=ホンタデとイヌタデが見つかります。

ヤナギタデは茎が赤っぽく、葉っぱも4-5cm程度です。咬めばすぐに区別がつきます。
イヌタデは辛くも何ともなく役に立たないため”イヌタデ”っていわれているようで、葉っぱを含め全体大柄で幹はそんなに赤っぽくありません。
鮎をタデ酢で食べる風習は、昔の人が魚捕りの際身近な河原に生えているタデを薬味や香草として使って調理した所からきているようです。東北地方のタデ味噌などを使った川魚のみそ焼きも同じような由来と思われます。
さて私も今まで鮎の塩焼きにはタデ酢を買って使ってましたが、市販品は辛味が抜けていてちっとも辛くなく不満に思ってました。
料亭当たりで出てくるタデ酢はピリッと辛味が利いて舌のシビレが残ります。これが本当のタデ酢の味です。

この日は鮎釣りの偵察に午後から阿賀野川に出かけましたが河原で会う人会う人、皆さん朝から3匹だ、5匹だとちっともいい返事がありませんでした。

曇りでたまに霧雨が降って肌寒く、鮎釣りの支度もしてきたのですが完全に意気消沈です。


時間も16時近くになっていて竿は出さないことにしました。
仕方ないので河原をぶらぶらしていると、なにやら過去の記憶がよみがえってきました。


そういえばなんとなく”タデの葉っぱにこれ似ているな”という草が目に留まりました。
1枚採ってかじってみると、、、”辛~”

これはタデに違いない!

そこいらじゅうに生えてます。こんな身近にあるとはついぞ思ってもいませんでした。
そして何株か河原の砂利土と一緒に持って帰りプランターに植えました。

植えて1日ほど元気がありませんでしたがそこは雑草です。
すぐに元気になり3日ほどでプランターの底から根っこも出るほどになりました。

100円ショップで買ってきたゴマすり鉢にタデの葉っぱを二枚程度入れ市販のタデ酢とすって混ぜて、本場物のタデ酢で鮎の塩焼きをいただいてます。
私のように市販のタデ酢に合わせても良いですし、市販のタデ酢が手に入らなくても以下の作り方でやってみてください。
簡単なタデ酢の作り方:
タデの葉2-3枚にご飯ツブを小さじ1杯加えすり鉢で練り合わせる。
ここに酢または2杯酢を合わせる。
皆さんもためしてみてください。

Posted by Zen at 05:43│Comments(4)
│鮎釣り
この記事へのコメント
おはようございます!
その葉っぱ見たことあります! タデって言うんですか~ そういう使い方ができること初めて知りました!
水辺の胡椒!他にも使い方ありますか?
その葉っぱ見たことあります! タデって言うんですか~ そういう使い方ができること初めて知りました!
水辺の胡椒!他にも使い方ありますか?
Posted by kosuke at 2007年09月08日 08:06
今日わ!
釣り親父さんは本当に何でも良くご存知ですね。ブログ読むたびに感じる事ですよ。
釣り親父さんは本当に何でも良くご存知ですね。ブログ読むたびに感じる事ですよ。
Posted by esu3go at 2007年09月08日 12:27
今日は。
”タデ食う...なるほどね、またまた勉強になりました。
変わった味で何だろうとは思っていましたが、タデ酢というのも初めて知りました(恥しいです)。
”タデ食う...なるほどね、またまた勉強になりました。
変わった味で何だろうとは思っていましたが、タデ酢というのも初めて知りました(恥しいです)。
Posted by めばるん at 2007年09月09日 13:20
kosukeさん こんばんわ
他の使い道はわかりません。へへ
esu3goさん こんばんわ
ども、ほめていただきうれしいです。
めばるんさん こんばんわ
市販のタデ酢は、鮎だけでなく焼き魚に振り掛けて食べても美味しいですよ。
辛味がないので、普通の2杯酢と味的にはほとんど変わりませんよ。
他の使い道はわかりません。へへ
esu3goさん こんばんわ
ども、ほめていただきうれしいです。
めばるんさん こんばんわ
市販のタデ酢は、鮎だけでなく焼き魚に振り掛けて食べても美味しいですよ。
辛味がないので、普通の2杯酢と味的にはほとんど変わりませんよ。
Posted by 釣り親父 at 2007年09月09日 21:30