マイ・アウトドア＠新潟

６月中旬　

この日は東京の白銀台にある旧国立公衆衛生院を訪ねました。

梅雨空の合間、時折小雨がぱらつく日でした。


白金台にある東京大学医科学研究所付属病院の敷地の一角にあります。

場所はこちら

昔、東京大学医科学研究所があり、伝染病研究所と一緒に、国立公衆衛生院がありました。


関東大震災後の復興支援の一環としてロックフェラー財団が寄付をして、作られた建物だそうです。

老築化して、歴史的に貴重な建造物ということで改修工事が行われていました。

中に入っていた国の組織機関であった国立公衆衛生院は、国立保健医療科学院と名前を変えて移転しています。

国立公衆衛生院の詳しいお話はこちらをどうぞ

伝染病研究所もあったのですが、、、

ふと下を向いて歩いていたら、、、


伝染病研究所　と書かれています。


おそらく東京都内でもっとも古い現存かつ使用されているマンホールではないかと思われます。


真ん中には　暗渠　と書かれています。
いわゆる上蓋をされた下水溝ですね。


こちらは上下右左に読むような文字の並びで、　傳研　下水　と書かれています。


いずれも　伝　の字が旧字：傳というで書かれていました。


こちらはおまけの東京ガスのマンホール蓋でした。


デザインマンホールマニアとしては、東京都内探し回ってもいずれも歴史的価値のあるご当地お宝デザインマンホールの数々でした。