2006年11月21日
ギンナン
今日11月21日は新潟のイチョウの木の落葉日だそうです。
昨日の写真でサヨリの後ろに映っていたのは干している銀杏です。
銀杏と書いてギンナンともイチョウとも読みますのでややこしいですね。
毎年10月末から11月の第1週位にギンナン拾いをします。
むかしからギンナンは大好きです。
小学生の頃 近所の神社にギンナンの成るイチョウの大木がありました。
落ちていた大量のギンナンを友達と境内にある手水鉢に入れて素手で洗って種を取っていたところを住職さんに見つかりこっびどく怒られたことを思い出します。2日にわたり掃除をさせられました。しかし手や手水鉢にべたべたした物がこびりつき台所用の液体洗剤を使ってもなかなか取れなかったように思います。あの匂いが手水鉢にこびりつきしばらくの間取れずにいて参拝の方々に悪いことをしたなあと、思い出すと今でも反省しています。
食べておいしいけど、くっさ~いギンナン。皆さん、ギンナンを拾ってからの後始末どうしてますか?
僕はその場で、ビニール手袋をして果肉と種を分け、種だけ持ち帰るようにしています。この時少しくらい果肉が実に付いていても気にしなくていいいです。少し早い実の場合、果肉が残りやすいのですが無理して取ろうとしてもなかなかその場では取れないもんです。
集めたら自宅に持って帰ってバケツなどに移してヒタヒタになる程度に水を張り1週間位そのままほったらかしておきます。10月も後半ならカビが生えることはありませんが気温が高目の時は少し注意が必要です。
硬い種の表面に黒かびが生える事があり、見た目の悪い銀杏は食べたくないですから。
”土の中に埋めるといい”などというのも聞きますが種表面が汚くなり、タイミングが悪いと黒カビだらけになるのでお勧めしません。
水につけるもう一つの利点は、成りの悪い実は水に漬けると浮くのではねることができます。
数日たったら園芸用の防水手袋をして種同士をこすり合わせるようにして最終の果肉落しをします。後はザルにあけ新聞紙を広げたところで1日以上水分を飛ばします。
この後、保存で注意しなければならないのは、ギンナンも生きているということです。
ザルなどにあけたままで何十日もそのままにして乾燥させていると、殻の中の実まで乾燥して萎んでしまいます。外側が乾いてカビが生えない程度になったらビニール袋などに入れて寒い所に置き殻の中の実の乾燥も防いでやる心遣いが必要です。そうしないと半年以上も経つと種を振るとカラカラと音がするほど中の実が縮んで全く食べられなくなってしまいます。
Posted by Zen at 08:11│Comments(1)
│雑
この記事へのコメント
始めましてm(__)m
こちら管理人様も新潟人なのですね!
新潟ブログ同士今後宜しくお願いします(^^)
こちら管理人様も新潟人なのですね!
新潟ブログ同士今後宜しくお願いします(^^)
Posted by 4インチ at 2006年11月21日 11:13