烏野豌豆:カラスノエンドウ:鳥屋野潟@新潟
春から初夏にかけて鳥屋野潟ランニングに出かけるといろいろな植物を目にします。
これまでも
マンテマ、
コバンソウ、
クサフジなどご紹介してきましたが今日は
カラスノエンドウを紹介します。
カラスノエンドウの花、ピンク色のかわいらしい花です。
なんでカラスノエンドウかというと実の鞘が真っ黒になるところからついた名前のようです。(後述)
青いカラスノエンドウの実。
食べるとおいしいそうですが私はまだ試していません。
鞘がいっぺんにくすんで黒くなるのではなくなんだかあちこちから痛んで黒い部分が広がる感じで見方によっては気持ち悪いですね。なんか病気に侵されたような感じで、、、
花が咲いて2-3週間後、いつの間にか豆の鞘はみな真っ黒に
はじける前の鞘の中の豆
自然に乾燥すると捻じれて鞘がはじけます。
効率よく地面に落ちるようになっているようです。
先日紹介した
オトシブミの揺籃もそうですが、神の想像力にはハッとすることがありますね。
カラスノエンドウというほうが通りがよいと思いますが正式名称は
ヤハズエンドウだそうです。
これは葉っぱが弓矢の矢の矢筈(楔形の羽の部分)に似ているからだそうです。
確かに葉の先のほうに楔形の切れ込みがあります。
そういえばこれまでも2回ほど飛べないカミキリムシ:
ヤハズカミキリなんてのを紹介したこともありましたね。
食用にもできるそうで色々な料理方法が紹介されている
レシピはこちらをどうぞ
花言葉は小さな恋人だそうです??
花だけならうなずけますが汚く黒くなる鞘など見ているとどうも納得いきませんね。
秋に芽生えて冬を越すと言うのは初めて知りました。
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