コウボウムギ:キス釣りの合間の植物観察:海浜植物@新潟
先日、砂浜の植物、ハマボウフウをご紹介しましたが今回は
コウボウムギをご紹介します。
地味な海浜植物ですが穂が特徴的なのですぐに分かります。
コウボウムギと
スナガニの巣
ちなみにスナガニは波打ち際だけでなく、20m位入った辺りまで生息しています。
巣穴も大きいのが多いのできっと中の住人も大きいに違い有りません。
でも警戒心がなおさら強いのか、出歩く姿は波打ち際では見かけてもこちらでは見かけたことがありません。
一週間後くらいに行ってみたら種が弾けて散らばっていました。
ムギという名がついているだけあって確かに種は麦のような形をしてますね。
でもなんだか
ジュズや
ハトムギにも似ているような気もします。(こちらはイネ目イネ科で一般のムギと同じです)
コウボウムギはカヤツリグサ目カヤツリグサ科スゲ属の植物だそうでムギとは名がついていますが違う”目”の植物でした。
コウボウという名が冠されているのは
茎の繊維で筆を作ったからということのようです。
今度試してみようかな、、、
また多年草で雌雄別株と言うのにはびっくりしました。
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