御神楽岳登山その2:絶景大スラブとサルナシにマタタビ@新潟

Zen

2011年12月30日 22:19

パンクのタイヤ交換も無事終了。
気を取り直して再出発です。


土砂崩れの場所を通過すると今度は道路に深い溝があり。
これではたとえ土砂崩れがなくても林道終点まで車で行けなかったと妙に納得。

なんだか前途多難????


9時35分登山道入り口到着。道路は濡れています。
腕時計の高度は230m。

登山者名簿に名前を記入。どうも先行者の人は名簿に名前を書いていないようです。
何かあったら大変なのに、、、いわゆる正常性バイアスに関わる問題ですね。


初めのうちはかなり藪が立っていて、ズボンに盗人萩などたくさんの種がくっつきます。
いちいち取っていては始まらないのでそのままGO。
草も濡れていて足首辺りも濡れちゃいました。
スパッツと雨具のズボンでも履いていた方が良かったかな?
どちらも持ってきてはいたのですが、、、
少なくとも雨具のようなナイロン生地だとこれほどくっつきません。

途中で登山道で体を乾かしている大きなマムシに出会いましたが、カメラを取り出そうとしているうちに逃げられ写真を撮りそこねました。


山頂まであと3:30の看板を過ぎてすぐにサルナシを発見。
一つかじってみましたが芯は堅くまだ酸っぱくてだめです。
採らずにそのまま通過。


そのちょっと先で今度はマタタビ発見。
いくつかは黄色くなっていました。
でも辛いだけであまり美味しくないのでパス。

途中先行者に追いつきましたがご夫婦でした。
お先に失礼。


11時5分大森という地点着。
何も案内表示板がなかったのですが、なんとブナの木2本に赤のペンキで大森と書かれていました。
手前にクマ出没注意の看板。
当然クマも出ますね。

でも今年はブナの実がそこそこ成っているようで、登る途中で落ちている実をたくさん見つけました。
私もちょっと味見(クルミと同じような味がして美味しいのです)
そのせいだと思いますが今年は熊のニュースが少ないと思いませんか?

ここから展望が開けました。

雨乞峰11時45分。この地点は蝉ヶ平ルートとの合流点。予定では登山道入り口から2時間40分だが2時間10分で到着。

ここから望む湯沢の頭と水晶尾根(右手)です。
壮大なスラブが広がります。

12時ちょうどに山頂着です。

カシオプロトレックPRW-1300TJ-7JFです。
1387mですからまずまずの精度ですかね。
ソーラーシステムの電波時計で高度計、温度計、方位磁石付きで頼りになるアウトドア・ギアです。

PROTREK(プロトレック) PRW-1500J-1JF

月齢とタイドグラフも付いた後継機のPRW1500J-1JFが
今だと42%オフ
で売られています。
これを持っていなければ買いたいです。

使い方を理解していて日頃お日様に当てていれば、
エコ&正確&手間要らずと三拍子揃っています。
便利この上なし。

大休止。天気も良く360度の大パノラマ。
会津盆地から新潟平野まで一望できました。

やって来て良かったな~。
パンクのことがあったので感無量でした。

持ってきたラーメンセットを取り出してお店を広げ、ラーメンを作って食べているところで夫婦がやってきました。

せっかくなので記念写真を撮ってあげました。

12時50分山頂出発。
大森13時15分、13時30分水場、14時30分登山口着。
登山者ノートに下山した旨記入しました。

車に到着して15時丁度でした。
この日は別ルートも含め御神楽岳に登っていたのはご夫婦と私の3人だけだったようです。
人に会わずに自然を満喫できたと言えばそうなのですが、何か起こるとちょっと心細いですね。

自然を相手に遊ぶときは、何か有事があっても何時も自分だけできちんと対応できるような心構えや装備やスキルが必要ですね。
今時の中高年の登山ブーム、どれだけの人がこのことを理解しているのでしょうか?、、、、

朝方のタイヤのパンクの一件以後、何事もなく無事駐車場までは戻ってくることが出来ました。
とは言ってもまだ自宅にたどり着いたわけではありません。
油断大敵。

下山途中、キィーキィーと鳴き声がついて来るので鳥かと思ったら猿でした。
キノコが生えていないかとキョロキョロしてましたがめぼしいキノコは生えておらずカノシタを1本見つけただけでした。

つづく、、、



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